AI DEVELOPMENT2025年〜

複数のAIエージェントが市場・競合・レビューを分析し、商品企画書まで作成

業種
SNSマーケティング会社(小売チェーンのプライベートブランド企画向け)
期間
2025年8月〜2026年1月(以降は改修)
体制
Rekidから2名。要件の下書きからエージェントの設計、画面の実装まで
planning.example.jp/plans/42
冷凍のおかずセット(改善案)親エージェントが作成 · 2026/01/14
PDFで出力
v1v2(改版案)

提供価値

平日の夕食を、温めるだけで2人分そろえられる。量と味つけの選択肢を増やし、「少し足りない」という声に応える。

引用: 「2人で食べるには量が少なめ」(レビュー分析)

ターゲットとの関係

引用: 「味が濃いので子どもには使いにくい」

引用したレビューを、根拠として残す担当者の意見で改版

01 ISSUE

課題

お客様の声の分析と、仮想顧客との対話はできるようになりました。ただ、その先の企画書をつくる工程、つまり課題の洗い出し、競合の調査、価格・仕様・KPIの設計は、人の手で進めていました。新商品の企画と既存商品の改善案の両方を、根拠とあわせて短い期間で出したい、というご要望でした。

02 APPROACH

取り組み

企画担当の役割を持つ親エージェントが、レビュー分析・競合調査・市場トレンド・ブランド評価の専門エージェントを呼び出し、結果をまとめて企画書にする構成にしました。どのレビューを引用し、どう考えたかの記録を残すので、担当者は結論の根拠をたどれます。

担当者がチャットで意見を伝えると、エージェントが改版案をつくり直します。版ごとの差分を見比べて、承認か却下かを選べます。

エージェントの構成

企画担当の親エージェント

  • レビュー分析
  • 競合調査
  • 市場トレンド
  • ブランド評価

企画書(根拠つき)

↻ 担当者がチャットで意見を伝えると、親エージェントが改版案をつくり直す

主な機能

  • 企画の依頼の一覧(新商品/改善、手動での実行/自動実行)
  • 企画書(ターゲット、提供価値、競合比較、価格、仕様、市場規模、KPI、リスク、実行計画)、AIの思考の記録、チャット
  • 版ごとの差分比較と承認の流れ、パッケージ画像の生成、PDF出力
  • 月次の「お客様の声」レポートの自動作成(データの取得からスライドの更新まで)
planning.example.jp/plans/42/diff
v1 → v2 の差分価格・仕様 · 担当者の意見をもとに改版

価格: 希望小売価格は既存品と同じ帯に置く

−内容量: 1人前(220g)

+内容量: 2人前(420g)と1人前の2種類

−味つけ: 1種類

+味つけ: 標準と、うす味の2種類

KPI: 発売3か月のリピート率を主な指標にする

承認する却下する

版ごとの差分。追加は緑、削除は赤で示し、承認か却下かを選ぶ

planning.example.jp/plans/42/trace
思考の記録v2 · 提供価値
  1. レビュー分析
  2. 競合調査
  3. まとめ

量への不満が、2人世帯のレビューに集中している。競合は2人前の商品をすでに出しており、ここが差になる。

提供価値の中心を「2人分そろう」に置く。

引用したレビュー 4件

  • 声
    「2人で食べるには量が少なめ」通販サイト · 星3
    量
  • 声
    「温めるだけなのは本当に助かる」店舗の声 · 9月
    手軽さ
  • 声
    「子どもには味が濃い」Webフォーム
    味
  • 声
    「もう少し野菜が欲しい」通販サイト · 星4
    内容

AIの思考の記録。どのレビューを引用し、どう考えたかをたどれる

03 RESULT

成果

ターゲット提供価値競合比較価格仕様市場規模KPIリスク実行計画

企画書のこの9項目を、エージェントが根拠つきで書き起こします。

同じ先方の「仮想顧客と対話できる商品企画AI」に続く開発として、2025年8月から2026年1月にかけて構築し、その後も改修を続けています。

04 TECHNOLOGY

使った技術

  • Python
  • LangGraph
  • LangChain
  • OpenAI API
  • NestJS
  • Next.js
  • Playwright
  • Google Workspace API
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